丁寧な施工とマナーでお客様が安心できる塗り替え工事のご提案。
「アオイにお願いしてよかった」
そう思っていただけるよう、作業をさせて頂いております。
1. 工事着工前にご近所へご挨拶
工事をするにあたり車両の出入り、作業音などでご迷惑をお掛けするので粗品を持って隣接するご近所にご挨拶をいたします。
最近ではあまり耳にしませんが、「朝、隣で足場を組む音がしてびっくり」なんてことを耳にしたことがありました。
工事をするお宅は完成が待ち遠しい気持ちだと思いますが、隣近所の方々はきっと驚くことと、不快に思うでしょう。
工事業者は工事が終われば次の場所へ移動できますが、工事をされたお客様はそうはいきません。ご近所と末永くお付き合いをしていかなければなりません。
足場を立てる大掛かりな工事の場合には、ご近所のトラブルを防ぐためにも工事前のご挨拶をしっかり行います。

2. 足場組立
工事に必要な足場を組み立てます。現在主流のハンマーを叩いで組み立てるクサビ式足場になります。作業の安全と作業性を保てる作業床のある足場です。
足場も以前は単管足場パイプによるペンキ屋さんが組む足場でしたが、建設現場での落下事故が多くなり、近年では安全面で厳しくなりました。
「労働安全衛生規則 第二編 第十章 通路、足場等」により単管パイプの足場は基本的には認められなくなりました。単管パイプを横に2本並べて組む足場は、安定性、安全性に著しく欠如しているので事故が起きた時には問題が発生します。
近年の足場は作業床がある足場になっているため安全性も向上しています。現在一般住宅ではクサビ緊結式足場が主流になっています。


3. 高圧洗浄
塗装部位の高圧洗浄を行います。屋根、外壁に付着しているコケなどを高圧洗浄機で洗っていきます。この作業は塗装仕上げに反映しますので丁寧に洗っていきます。
高圧洗浄では天候に関わらず作業を行いますので、屋根の劣化状態にもよりますが現状において汚れが激しい場合は屋根の洗浄用に状況に応じて養生またはブルーシートなどどを張ります。
ご近所へ水の飛散を極力軽減できるように努めます。


4. 下地調整
塗装部位の劣化部や破損部を補修していきます。
屋根については棟板金の釘にコーキング、モルタル外壁のひび割れには樹脂モルタルなど、サイディングの表面劣化部はパテなどで成型し塗装できる状態にしていきます。

5. シーリング(コーキング)
サイディング目地、サッシ回りの伸縮するゴムのような素材で防水の役割をしているのがシーリングになります。
サイディングはモルタルと違いシーリングの破断により壁の内部へ雨水が侵入することで防水紙や胴縁(サイディングを止める木)などの腐食へとつながりますのでシーリングの破断には注意が必要になります。心配なのは中が見えないことで劣化が進行する現象には注意が必要です。

6. 養生
塗装しない部位や塗料が付着してはいけないサッシなどにビニールで覆います。
養生も業者によって作業方法が異なります。
基本的には塗料の付着を防ぐことが目的の作業になりますので、サッシ窓は全部を塞ぐことが大事ですが、住まわれている方は圧迫感を感じることがあります。また換気ができないというデメリットもあります。
当社では状況に応じて小窓以外の掃き出し窓(主要サッシ)を全部を塞がず換気ができるような養生を行い作業時のみ塞ぐようにしています。

7. 外壁塗装(サイディング・モルタル塗装下地)
外壁の材質により使用塗料が変わりますので、適材適所の塗料選定を行います。
塗料メーカーが定める基本塗装として ①下地調整(下塗り) / ②仕上げ1回目 / ③仕上げ2回目 の3工程が基本塗装仕様になります。その他対象物の状態に応じて対策や下地処理が必要になります。

8. 屋根塗装
屋根は常に過酷な環境に置かれているため、屋根基材の防水効果を維持させるのにしっかりとした塗装が要求されます。
下地の状態を考慮し最良の仕様において仕上げて行きます。

9. 付帯部塗装
外壁・屋根以外に軒裏、破風、雨樋、庇、雨戸、戸袋、水切り板金、換気扇カバー、バルコニー床などの付帯部を、お見積内容に基づき塗装をします。

10. 各所補修・清掃
付帯部を塗装するとき、外壁などに塗料の付着があった場合補修を行います。
また塗料がサッシなどに付着した場合には清掃をしてきれいな状態にします。

11. 足場解体
塗装作業が全部完了したことが確認出来たら足場を解体し、掃き掃除をして完了となります。
