パナソニック軽量鉄骨2階建てサイディング塗装・スレート屋根塗装・付帯部塗装 / 横浜市神奈川区のO様邸
塗料:関西ペイント/日本ペイント/ KFケミカル |
屋根:ベスコロフィラー アレスダイナミックルーフ 色 :ローヤルレッド |
外壁:アレスダイナミックTOP マイルド2液 色 :メインKP-357/ アクセントKP-368 |
シーリング:オートンイクシード |
付帯部 軒裏 :ケンエースGⅡ 鼻隠し:ダイナミックTOPマイルド2液 シャッターボックス:セミフロンマイルドⅡ |
耐用年数:14年以上に期待 |
高圧洗浄/14.7MPa=150kgf/㎠
塗料の密着を確保するため、屋根と外壁など建物全体のコケ類や埃などを洗い流します。
棟板金さび止め/スーパーザウルスⅡ
屋根板金部には、既存に錆が見られなくても密着効果がある錆止め塗料で下塗り塗装をします。
下塗り/浸透形Mシーラー
屋根材全体に弱溶剤浸透形シーラーを塗装し次塗装の密着を確保し、続いて水性カチオン系フィラー塗装にて屋根表面に保護層を形成させます。
仕上げ塗装
下地をしっかりと作り上げた後に仕上げ塗料を2回塗りして仕上げます。
完成
合計4回塗りの仕様で塗料の持つ性能に期待します。
外壁 施工前
塗装前は一見問題なさそうでしたが細かくチェックすると築年数相応の傷みも確認でき、紫外線の影響などで部分的に色褪せも生じていました。目地のシーリング破断は一切見られませんでしたが足場を掛けて外壁塗装行う場合はシーリングの打ち替えは必須条件になります。
外壁塗装
サイディングに外壁専用の水性フィラーを塗装して、仕上げ塗料の吸込みを抑える下地を作り、最後に仕上げ塗料を2回塗りして仕上げます。
外壁仕上
仕上塗料を2回塗りして仕上げます。
シーリング防水
既存の目地シーリングとサッシシーリングは傷んでいなくても改修工事では必ず打ち替えを行います。シーリングの耐用年数は見た目で判断が難しいため、築年数などで判断をしています。例えば築浅5年程度であっても使用しているシーリング材が不明な場合には、経年による破断を考慮して可能な限り丁寧に撤去します。またサッシ廻りのシーリングは完全に撤去することが難しいため、できる限りの撤去に努めます。シーリング材を充填する箇所には、マスキング養生をした後にシーリングプライマーをしっかりと塗布します。このプライマーはシーリング材との密着性を高めるための重要な工程で、これを怠ると早期にシーリング破断に繋がる場合ががあるのでとても重要な作業になります。
既存シーリング撤去
可能な限りシーリングを取り除いていきます。
マスキング養生/専用プライマー
前で述べたように重要な作業になるためしっかりと行います。
新規シーリング充填
隙間なく空気が入り込まないように充填し均していきます。
軒裏塗装/ケンエースGⅡ<KP110色
既存より明るめの色に仕上げます。
破風・鼻隠し塗装/ダイナミックTOPマイルド2液ニト<15-30D色
既存が板金素材なので2液性錆止め塗料で下塗りし仕上塗料を2回塗りして仕上げます。
シャッターボックス塗装/セミフロンンマイルドⅡ<ニト22-65B色
既存サッシに近い色で調色し塗装します。この場合、シャッターは開閉に支障が出るため基本的に塗装はしません。
ベントキャップ塗装/ニト<15-30D色
通気口カバーは錆びる素材ではないのですが色褪せのため塗装を行いました。
バルコニー塩ビシート保護塗装/サンPC-VF+サラセーヌT
既存床は塩ビシート素材の防水工法で施されていたため、専用の下塗りと仕上げ塗料で保護塗装を行いました。
完成
塗装の厚みも確保され経年において劣化から外装材を保護する塗料の機能性に期待します。