軽量鉄骨セキスイアパートBの外壁遮熱塗装 / 相模原市緑区
塗料:関西ペイント/日本ペイン |
屋根:ベスコロフィラーHG アレスダイナミックルーフ 色 :ネオブラック |
外壁:アレスダイナミックTOP遮熱(水性) 色 :KP-127 |
軒裏:ケンエースGⅡ 色 :ニト22-90A |
雨戸:ダイナミックTOPマイルド2液 色 :ニト22-90A |
付帯部/以下共通ダイナミックTOPマイルド2液 色 :ニト22-90A 雨樋/鼻隠し/ガスチャンバー/幕板/その他 |
耐用年数:13年以上に期待 |
施工前
所見は傷んでいないように見えますが、実際は数十年手を入れていないため劣化は進行しています。
施工後
施工前と雰囲気が変わりとても明るくなりました。外壁色はベージュ系になり白を基調とした付帯部との調和がとても合っていてお客様も大変喜ばれています。
屋根施行前
A棟と同様に数十年分の劣化進行はかなりのものです。
高圧洗浄 14.7MPa=150kgf/㎠
洗浄水の飛散を最小限に抑えるため養生もしっかり行います。
施工前の屋根の状態は著しく劣化している状態で、新築から長年塗装をしていない屋根はこのようにコケなどが多く堆積して防水性能が低下してしまいます。
高圧洗浄後の状態
写真のように高圧洗浄後は屋根基材がむき出しになるくらい傷んでいます。
棟板金さび止め
棟材などは板金素材なため錆止め塗装で錆の発生を抑制します。
下塗りシーラー/浸透形Mシーラー
浸透形シーラーをたっぷり塗装することで荒れた屋根表面に被膜を形成し、次工程の塗料密着効果を高めて塗膜剥離防止をします。
スレート瓦屋根塗装
写真のように屋根材の防水機能が低下している場合、既定の3回塗りでは塗料が過剰に吸い込まれてしまい、本来の密着性が得られないことがあります。そのため専用の下地調整材を塗布し、塗膜を形成することで塗料の吸い込みを防ぎ、美しい仕上がりを実現します。このように、しっかりと下地を整える必要があるため通常の塗装よりも費用がかかってしまいますので早めの塗装メンテナンスが費用を抑える秘訣になります。
屋根塗装完成
傷んでいた屋根も塗装仕様によって生まれ変わります!これで経年において劣化から守ることができ塗料の耐候性能に期待できます。
パネル外壁塗装
こちらの外壁材は、一般的なモルタルやサイディングとは異なり、パネル板に模様が吹き付けられた既製の外装材です。近年、この種のパネル材において熱膨張による不具合が多数報告されているため、今回は外壁に熱がこもらないよう遮熱塗料で仕上げました。また、下塗りには高い付着力を有する水性2液形シーラーを使用し、居住者の方々への配慮として臭いの少ない水性塗料を使用しました。
軒裏塗装
軒裏は紫外線の影響が少ないことから目立つ劣化はないようですが、通気性のある艶消し塗料を2回塗りして仕上げていきます。
雨戸塗装
スチール製の雨戸に錆止めを塗装し、仕上げ塗料を2回塗りして仕上げていきます。
雨樋塗装
雨樋を新品に交換したため、油分を取り除くため脱脂剤を使用し、全体を拭きあげてケレン後に仕上げ塗料を2回塗りして仕上げていきます。