木造3階建てサイディング部分貼替・サイディング塗装・スレート屋根塗装・軒裏増し張り工事内容 / 愛甲郡愛川町I様邸

施工概要
足場・屋根・外壁
付帯部塗装・軒裏増張り
サイディング部分貼替
☆耐用年数15年以上に期待☆
今回で2回目のご依頼になりまして前回は平成17年に初めての塗り替えのご依頼を頂きました。当時は近年のようにインターネットなどが普及していない時代でしたので、ご近所の塗り替えをご覧になってお声を掛けて頂いた経緯から、かれこれ20年以上のお付き合いをさせて頂いている2回目の塗装ご依頼になります。当時はウレタンが主流でしたのでウレタン仕上げでしたが、紫外線の影響を大きく受けていましたのである程度の劣化はありました。一部サイディングの腐食がありましたので部分貼替を行い塗り替えを行わせていただきました。お客様には本当に感謝しております。
施行前 / 施工後






真南面で紫外線が常に当たっている部分になる3階部分の鼻隠しと軒樋の20年後です。軒樋があることで多少影になっていることが影響していると思われますが、この光沢には自分も驚きでした。塗料は関西ペイントのセラMレタンになります。


施工内容
使用塗料
| 塗料メーカー | 日本ペイント |
|---|
足場工事
| くさび緊結式足場 | 一側足場 |
|---|
当時は足場業者ではなく自社で組んでいました。


高圧洗浄
| 高圧洗浄機 | 9~14.7MPa=150kgf/㎠ |
|---|
施工前


屋根塗装
| 下塗り | ファイン浸透シーラー |
|---|---|
| 仕上げ | ファインパーフェクトベスト |
| 色 | ブラック |
塗装20年後の状態ですが塗膜剥離もなく劣化という程ではなく艶も多少残っている感じです。




当時は毛細管現象などという言葉すらなかったので屋根の重なりの隙間が空いていない部分は縁切りを行ないます。


棟板金に錆止めを塗装し、板金釘頭にシーリングを充填し抜けにくくします。


下塗りを塗装し仕上げ塗料を2回塗りして仕上げます。塗装の場合は下地の影響を大きく受けるため、劣化が著しい場合とそうでない場合は、塗装回数も変わり仕上がりも反映されてしまいます。


仕上げ1回目塗装


完成


外壁塗装
| 下塗り | パーフェクトサーフ |
|---|---|
| 仕上げ 保護塗装 | ファインSI ピュアライドUVプロテクトクリヤー艶あり |
| 色 | ニト40-50H |
写真が少ないですが下地調整後仕上げ塗料を2回塗りします。最後に保護塗装でクリヤー塗料を塗装して完成です。外壁色によってはこのようなクリヤー保護塗装は有効な工法になります。これにより色褪せは通常塗装の2倍以上の効果が期待できます。




軒裏ケイカル板増張り
軒裏塗装
| 増張り | ケイ酸カルシウム板 |
|---|---|
| 下塗り 仕上げ | ファイン浸透シーラー ケンエースGⅡ |
| 色 | ニト19-90A |
既存がベニヤ表面が劣化してきていたので増張りのご提案をさせて頂きました。


増張り後、エポキシ樹脂シーラーを塗装し、通気性のあるアクリル艶消し塗料を2回塗りで仕上げます。




シーリング
| 下塗り | OP2020 |
|---|---|
| 仕上げ | オートンサイディングシーラント |
| 色 | シュクレホワイト |
当時のサイディングは直貼り工法で釘で止めてあるため建物が揺れたりすることで、弱い部分に負荷がかかり割れてしまいます。この部分はシーリングにより充填処理をします。施工写真がありません。


サイディング貼替・庇天井修繕
サイディング表面が表層剥離していたため部分的に貼替修繕を行ないました。庇もベニヤ素材が劣化していたため軒裏同様にケイカル板を上張りしました。




付帯部塗装
| 下塗り | ハイポンファインプライマーⅡ |
|---|---|
| 仕上げ | ファインSI |
| 色 | 23-255/ニトN-90 |
鼻隠し・雨樋・シャッター塗装




施工写真が少ないですがこれで十数年維持できるように塗料性能に期待します。
ありがとうございました。


