木造2階建てアパートのモルタル外壁・スレート瓦屋根塗装・付帯部塗装・塩ビシート防水工事 / 町田市

施工概要
足場・屋根・外壁・付帯部塗装
☆耐用年数13年以上に期待☆

前回の塗装から期間が開いていたことで分的に劣化があり屋根の場合は通常の塗装仕様では仕上がらないことで塗装工程が増えてしまいました。そこも費用を抑えるポイントになります。

工事のご依頼を心から感謝しております。

施行前   /   施工後

施工内容

使用塗料

塗料メーカー関西ペイント・日本ペイント
エスケー化研

足場工事

クサビ緊結足場一側足場

なるべくきれいなメッシュシートで見た目の印象にも配慮します。

高圧洗浄

高圧洗浄機9~14.7MPa=150kgf/㎠

立地環境などにより藻類の付着が多い場合があります。この藻類が塗料の密着に影響が出るためしっかりと洗い流していきます。

屋根塗装

下塗り浸透形Mシーラー
ベスコロフィラーHG
仕上げアレスダイナミックルーフ
KP127色

北側屋根の既存塗膜が顕著なコケの付着と塗膜剥離で防水性能が低下している状態です。

屋根のコケは屋根基材を蝕んで洗浄後は写真のようにスレート素材がむき出しになってしまいます。長期的にメンテナンスを行わないのは防水性能が失われている場合が多いため注意が必要です。

洗浄前の状態から既存塗膜を落とせる範囲で落し、洗浄後は防水性能がなくなるまでの状態になったため1工程増えた塗装仕様になりました。下塗りに浸透形シーラーをたっぷりと塗装します。

下塗りの次に下地調整材を塗装し、仕上げ塗料の吸込みを抑える塗装になります。またこの工程により耐候性を引き出すための準備作業になります。

施工前/施工後

塗装は仕上げも大事ですが、一番は下地が重要になります。

外壁塗装

下塗りアレスダイナミックフィラー
仕上げアレスダイナミックTOP(水性
KP221

外壁はモルタルでアクリル吹付タイル模様という外装になります。特に目立つひび割れなどは少なく一般的な塗装仕様で微弾性下地調材塗装後、仕上げ塗料を2回塗りして仕上げました。色はアイボリー系でとても明るい色になっています。

軒裏塗料

下塗りケンエースG Ⅱ
仕上げケンエースGⅡ
KP221

既存下地はケイ酸カルシウム板に吹付塗装をしてある状態です。この場合は外壁と同一塗料で塗装をすることもできますが、敢えて透湿性の高い艶消しアクリル塗料を2回塗りして仕上げます。

破風・鼻隠し塗装

下塗りアレスダイナミックフィラー
仕上げアレスダイナミックTOP(水性)
ニトN-90

下地調整に微弾性フィラーを塗装し、仕上げ塗料を2回塗りして仕上げます。

鼻隠しも同様に仕上げます。

雨樋塗装

下塗り
アレスダイナミックTOPマイルド2液
仕上げアレスダイナミックTOPマイルド2液
KP247

下地をケレン清掃後、仕上げ塗料を2回塗りして仕上げます。

雨戸・戸袋塗装

下塗りスーパーザウルスⅡ
仕上げアレスダイナミックTOPマイルド2液
ニトN-90

スチール素材なため下塗りに錆止めを塗装した上、仕上げ塗料を2回塗りして仕上げます。

基礎巾木塗装

下塗り水性ミラクシーラーエコ
仕上げセラミガードNEO
調色KP247

既存の基礎巾木に塗装をしてあったため塗装を行います。ひび割れをカチオンフィラーで擦り込みして、水性カチオンシーラーを下塗りします。仕上げに撥水性シリコン塗料を2回塗りして仕上げます。

鉄骨階段塗装

下塗りスーパーザウルスⅡ
仕上げアレスダイナミックTOPマイルド2液
KP247

鉄骨などの鉄部が傷んでいる場合は2液性エポキシ樹脂さび止め塗料を2回塗りして錆の侵食を抑制します。これによりさび止めの効果を上げて、仕上げ塗料を2回塗りし4回塗りで仕上げます。鉄部の塗装は高価な塗料も重要ですが、いかに錆に対して空気と水分を遮断させるかがポイントになりますので、膜厚を付けることが錆の最大の防御策になります。

下地ケレン処理後、錆び止め1回目の黒色を塗装します。

2回目は白色の錆び止めを塗装します。

仕上げ塗装を2回塗りして仕上げます。

塩ビシート防水

下地調整カチオンフィラー
仕上げタキステップMW861
MW861

階段踏み面も著しい劣化があったため塩ビシートにより防水処理を施しました。

下地が脆弱なため不陸調整も兼ねてカチオンフィラーで平滑に処理します。

専用ボンドを塗布の上、塩ビシートを貼っていきます。

シート端部に専用シーリングを充填し完成になります。

完成

エンボス模様がオシャレで防滑性もあります。

踊場もきれいになりました。

ありがとうございました。

  • URLをコピーしました!