木造2階建てアパートのモルタル外壁・スレート瓦屋根塗装・付帯部塗装・塩ビシート防水工事 / 町田市
塗料:関西ペイント/日本ペイント/エスケー化研 |
屋根:ベスコロフィラーHG アレスダイナミックルーフ 色 :ネオブラック |
外壁:アレスダイナミックTOP(水性) 色 :KP-221 |
軒裏:ケンエースGⅡ 色 :KP221 |
雨戸/戸袋:ダイナミックTOPマイルド2液 色 :ニトN-90 |
雨樋/鼻隠し/その他/ダイナミックTOPマイルド2液 色 :KP-247 |
塩ビシート防水:タキステップMW861 |
基礎巾木:セラミガードNEO |
耐用年数:12年以上に期待 |
クサビ足場工事ときれいなメッシュシート
きれいなメッシュシートで少しでも印象を良くします。
高圧洗浄/14.7MPa=150kgf/㎠
立地環境などにより藻類の付着が多い場合があります。この藻類がられ者機材を蝕んでいく要素になりますので然りと洗い流していきます。
屋根施行前
北側屋根の既存塗膜が顕著なコケの付着と塗膜剥離で防水機能が低下している状態です。
高圧洗浄後
屋根のコケは屋根基材を蝕んで洗浄後は写真の様にスレート素材がむき出しになってしまいます。長期的にメンテナンスを行わないのはとても怖いことです。
屋根塗装
洗浄前の状態から既存塗膜を落とせる範囲で落し、洗浄後は防水性能がなくなるまでの状態になりました。
下塗りシーラー
既存状態に塗料の密着効果を上げるため下塗り材をたっぷりと塗装していきます。
下地調整
下塗りの次に下地調整材を塗装し、仕上げ塗料の吸込みを抑える効果による、耐候性を引き出すための準備作業になります。
北側施工前/施工後
下地をしっかりと作ることで施工前との違いが大きく変わります。
南側施工前/施工後
しっかりとした仕様を組むことで仕上がり大きく変わってきます。
外壁塗装
外壁はモルタルでアクリル吹付タイル模様下地になります。特に目立つひび割れなどは少なく一般的な塗装仕様で微弾性下地調材塗装後、仕上げ塗料を2回塗りして仕上げました。色はベージュ系とアイボリー系を足した感じの色になっています。
軒裏塗装
既存下地はケイ酸カルシウム板に吹付塗装をしてある状態です。この場合は外壁と同一塗料で塗装をすることもできますが、敢えて透湿性の高い艶消しアクリル塗料を2回塗りして仕上げます。
雨樋塗装
既存をケレン清掃し、仕上げ塗料を2回塗りして仕上げます。
雨戸・戸袋塗装
スチール製のため下塗りに錆止めを塗装して、サッシ色に合わせた仕上塗料を2回塗りして仕上げます。
鉄骨階段塗装
鉄骨など既存が傷んでいる場合は2液性エポキシ樹脂さび止め塗料を2回塗りして錆の侵食を抑制します。これによりさび止めの効果を上げて、仕上げ塗料を2回塗りし4回塗りで仕上げます。鉄部の塗装は高価な塗料も重要ですが、いかに錆に対して空気と水分を遮断させるかがポイントになりますので、膜厚を付けることが錆の最大の防御策になります。
錆止め1回目 黒色
錆止め2回目 白色
仕上げ2回
鉄骨は下地の状態により塗装仕様を変えて、如何に経年に渡って長持ちさせるかが課題になります。
基礎塗装
既存の基礎巾木に塗装をしてあったため塗装を行います。ひび割れをカチオンフィラーで擦り込みして、水性カチオンシーラーを下塗りします。仕上げに撥水性シリコン塗料を2回塗りして仕上げます。
階段ステップ
居住者の往来がある環境では塗装の場合、乾燥が遅く歩行に支障が出るため、施工が早い塩ビシート防水を施します。下地の傷み具合によりしっかりと下地調整を行った上に仕上げていきます。
カチオン下地調整
下地が脆弱なため下地調整が必要でカチオンで下地調整を行います。
タキステップ/端末シーリング/タキストロン/塩ビシート防水
シートを貼り付けた端部にシート専用のシーリングを充填し雨水などの侵入を防ぎます。
完成
手を掛ければ見違えるほどきれいになります!後は塗料などの耐候性能に期待するばかりです!
施工前・施工後
お客様には大変喜んでいただきました。