瓦屋根を過去に塗装した結果

陶器瓦に塗装できる塗料があってもできるなら塗らない方がいい!
既存瓦屋根は釉薬処理をしてある陶器瓦になります。陶器瓦は破損などがない限り交換がいらない瓦です。お客様の話によると1990年代、当時塗り替えをしていただいた塗装屋さんから勧められたことで瓦に塗装をされたとお話がありました。現在とは比較にならない30年以上前の塗料性能なので、今の時代の塗料と比較すると何とも言えない感じです。
写真で分かるように瓦の薄い色の部分が釉薬処理してある本来の陶器瓦になり、濃いグレー色の部分が塗料になります。塗装グレーの部分はいぶし銀のような渋さのある色合いではありますが、剥がれてなければきっときれいかもしれません。結果論になりますが剥がれては取り返しがつかなくなるので、できる事なら塗装は避けた方がいいのかなと思います。この上から再塗装と言っても、既存を除去しないと再発の恐れもあるため現実的ではありません。
業者が提案するから必ず良いとは限りません。
各塗料メーカーも試験のもと瓦に塗れる塗料を販売していますが対象の環境や少しの施工不良によって発生しかねないリスクは避けるべきかなと施工者側は思うところです。どうしても塗装をしたいというお客様には必ず起こりうる異常を伝えないと大きな問題が発生してしまいます。








下の写真は欠損している部分がオレンジ色に見えますがこれが素材の粘土色で陶器瓦の象徴です。




